まだ中学生。

中学生のまま大人になりました。ご迷惑おかけしてます。

らくらくメルカリ便で荷物のサイズが違ったら

「俺はキムタクになれないが、キムタクも俺になれない。」(tochiru語録より)

メルカリで商品を発送する際、自宅まで集荷に来てもらえるので、もっぱら「らくらくメルカリ便」で発送するのだが、これまで100回以上発送してきて、4回送料の過大請求があった。最初は、「なんか1サイズ上の送料取られている気がするけど・・・100円の差だし、まいっか!」なんて悠長に構えていたが、3回目辺りから焼津カツオ横流し事件ばりの組織的なチョンボを感じ取り、メルカリを交えて徹底的に追求したので、聞いて欲しい。

 

普通の宅急便と違って、サイズ計測を後回しにしている「らくらくメルカリ便」はサイズ計測が本人の預かり知らぬところで行われている為、送料が確定する頃には荷物は手元にない。だから発送前には、しっかりダンボールの3辺合計と重量を測っておかなければならないのは、皆さんもご存知の通り。

 

1. まずは教科書通りメルカリにクレーム

最初のうちは教科書通り、メルカリアプリの問い合わせからメルカリ事務局に連絡してその都度

メルカリ事務局です。

このたびは、メルカリ便のご利用にあたり、ご不快な思いをおかけし申し訳ございません。

アプリ上に反映されているサイズが実際の荷物サイズを上回っており、送料を多くご負担いただいているとのことですので、今回につきましては、荷受担当スタッフの対応に不備があったことを考慮し、差額分を売上に反映いたしました。

お手すきの際にご確認ください。

みなさまに安心・安全にご利用いただくため、今後同様の問題が起きないようメルカリから周知徹底いたします。

今後ともメルカリをよろしくお願いいたします。

メルカリ事務局

というコピペ丸出しの回答が毎回あり、後日売上高に反映されていたが、ここで僕は1つの推論にたどり着いた。

 

「こ、こいつ(メルカリ中の人)事実確認せずに返金してない!?」

 

というのも僕は重たい荷物を出荷する事が多いので、毎回集荷に来てもらっているのだが、ヤマトは地域担当制なので、集荷に来るのは基本同じセールスドライバーだ。つまり毎回彼が計測を誤っている事になるが、それが全くもって伝わってねぇ。

 

そこで4回目、この時も以前と全く同じでぴったり60サイズ、重量も規定内の荷物を出荷したにも関わらず、取引終了後にメルカリアプリで見るとしれっと80サイズで送料が過大請求されている。マリアナ海溝よりも深い懐が持ち味の僕だが、これはもう限界。

 

2.(メルカリに言っても埒が明かない為)ヤマト運輸に直接連絡

日本の宅急便の正確さは世界的に見てもピカイチと聞く。特にヤマト運輸日本郵政と比べてそのサービスのきめ細やかさから、日本の一流企業であることに異論を挟む余地はない。しかしどんな優れた組織にもエラーはつきものなので、ヤマト運輸のサービスセンターに連絡を入れて追跡番号から再計測を依頼して、翌日には以下のような返答があった。

 

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
ヤマト運輸株式会社 〇〇営業所エリアマネージャーの〇〇でございます。
ご報告が遅くなりまして誠に申し訳ございません。本日、お荷物の到着店にてお荷物のサイズ計測が終わりましたので、結果のご報告を致します。
1.29293-2819-XXXX
23cm×18cm×36cm 計77cm 80サイズ
2.22993-2820-XXXX
32cm×24cm×35cm 計89cm 100サイズ
となっております。
お客様からご指摘いただいた通り、お荷物が2つとも、1サイズ大きく計測されておりました。計測方法を全ドライバーに聞き取り調査を行った結果、当該ドライバーは、メジャーの使用をせず、感覚値で計測しているという回答でございました。弊社ではドライバーには必ず、メジャーを持たせており、それを使用して計測することが当然のことでございまして、当該ドライバーの行ったことは言語道断でございます。今後の改善策と致しましては、全ドライバーにお客様の目の前で計測し、合計の数値とそれに見合うサイズをお伝えするようご指導致します。また、重量に関しては計測できない場合も御座いますので、その場合は一度お荷物を持ち帰らせていただき、重量を量ってから、正しいサイズをご提示致します。集荷致しました2点に関しましては、早急に正しいサイズでの運賃の請求となるようご手配させて頂きます。
また、今後同様のご指摘をいただかないないよう社員への情報共有及び指導・教育を行い、お客様との信頼回復に努めて参ります。この度は、誠に申し訳ございませんでした。

 

予想していた、うん、予想はしてたのだけど、百歩譲って感覚値で計測してサイズの見極めが難しい荷物があった時に、あえてワンサイズ上の荷物で請求するだろうか?

フツーの感覚だと八百屋のおっちゃんばりに「本当はは80サイズだけど、際どいから60サイズにしとくね!」じゃないのか!?

ちなみに過去メルカリ事務局に連絡した同様のサイズ間違いについて、ヤマト運輸に把握しているか問い合わせたが、答えはノー。つまりメルカリの中の人が言っていた「今後同様の問題がおきないように周知徹底いたします」はコピぺ文で、いちいちヤマト運輸に事実関係なんかしちゃいないのかもしれない。

その後もヤマト運輸エリアマネージャーの再発防止策である「お客様の目の前で計測」は1度も履行される事はもちろんなく、日本の優良企業における管理層と現場との温度差を感じずにはいられなくて、春。

 

3.結論

上記の通りこれからもらくらくメルカリ便のサイズ計測間違いは再発する気配満々なので、発送する時は段ボールにサイズと重量を書いておきましょう。