まだ中学生。

中学生のまま大人になりました。ご迷惑おかけしてます。

ゆうパケットポストは配達日数に要注意

最近メルカリの取引でちょくちょく見かけるようになった日本郵便の「ゆうパケットポスト」というサービス。今まで厚さのある商品は、ヤマト運輸の「ねこポス」一択だったが、今回初めて使ったので忘備録。

ゆうパケットポストは、ヤマト運輸のねこポス(厚さ制限3cm)に対抗して日本郵政が開始したフリマ用配送サービスで、厚さ制限が4cm(投函するポストによっては7cmまで可)というのが最大の特徴。

今までクリックポストで厚さ3cmギリギリの荷物を送るも、無常にも厚制限超えで返送され、悔しくてノギスで厚さを測って3.0cmであることを確認して再発送してもまたまた制限超過で返送され、郵便局窓口でようやく発送できた。という逸話があるほど守備に定評のある日本郵政がついに厚さを緩和したのだ。

厚さ制限で辛酸をなめてきた皆様、お待たせしました!これからはゆうパケットポストの時代です。

だがしかし「遅い、遅いぞ!ゆうパケットポスト」

日本郵政の公式ページによると、ゆうパケットポストは「発送から1日~2日で配達されます(一部地域を除く)」とあるが、これに騙されてはならない。まず同じ都内であっても1日つまり翌日に届くことは非常にまれで、西は大阪、北は仙台で2日、それ以上遠くなると3日以上かかる場合も余裕で出てくる。

「一部地域を除く」と言われると、「北海道と沖縄を除く」と勝手に脳内変換してしまいがちだが、日本郵政の一部地域は以外と広い。

ちなみに以下の実例はすべて朝6時代に投函しての結果。

 

疑問なので日本郵政に聞いてみました。

 

Q:メルカリでゆうパケットポスト使うと届くのが遅いのなんでなん?

A:フリマ関連発送の場合、匿名配送の処理に時間がかかるから少し遅くなるで!

 

それ、公式に書いておいてくれ。少なくともそれを書かずに一律「発送から1日~2日で配達されます(一部地域を除く)」てのはどうなんだ。

 

公園に落ちてた松ぼっくりをメルカリで「リスの落とし物」と題して300円で売るくらいのユルくてサステイナブルな取引なら、ゆうパケットポストでも良いかもしれない。しかし落札者さんがいつまでに欲しいと言っている時等には絶対に使ってはならない。同じ県内への発送だから遅くとも2日で届くダロワイヨとタカを括っていると、3日かかることもフツーにあるので、要注意。私はゆうパケットポストを使う際は、説明文に「お届けまでは最長で5日かかります」位に書いている。

 

あとゆうパケットポストに限った話ではないが、日本郵政の配送はヤマト運輸に比べて誤配が多くて困る。これまでメルカリで100回以上は日本郵政の配送を使ってきたが、内4回誤配(隣の家のポストに誤爆したり、隣のマンションの同じ号室のポストに誤爆したり)でやっかいな状態になったことがある。ヤマト運輸は優にその倍くらいは使っているが、今のところ誤爆はなし。これは結構な差である。

 

さらにまれなケースだが、複数の商品をゆうパケットポストで同時に発送する際、QRコードの読み取りを間違えると、読み取った瞬間に日本郵政のサーバーに間違った配送データが送られ、後から一切訂正が効かないので注意が必要。

 

ゆうパケットポストの悪口ばかりになってしまったが、現状215円という低運賃で厚さ3cm以上の荷物が送れるのは、ゆうパケットポストだけであり、何より近くのポストに投函するだけという手軽さは唯一無二。あらかじめ相手方に「届くまで時間がかかるけど」とだけ伝えておけば、これ以上ない素晴らしいサービスである。

 

まとめ:「ゆうパケットポスト」と「ねこポス」の比較

・発送の手軽さでは、郵便ポストに投函可能なゆうパケットポストが有利

・送料では、ねこポスがわずかに有利

・3辺合計の緩さでは、ゆうパケットポストが有利

・配達日数では、圧倒的にねこポスが有利