まだ中学生。

中学生のまま大人になりました。ご迷惑おかけしてます。

東京都内最強魚屋伝説

魚が嫌いなのはネコマタギと言われる生臭い魚しか食べないからでしょ!?

 魚が好きです。刺し身はもちろん焼いても煮ても蒸してもよろし。おまけに魚の油は獣系の油に比べて健康にいいときたもんだ。こうなればもはや魚を食わない理由はないのですが、なぜみんな獣肉(鳥/豚/牛のお肉のこと、以下"肉")が大好きなのか?昔から霜降り=いいお肉という刷り込み教育のおかげか日本人の霜降り信仰は相当な域に達していると思う。

 テレビで「松坂牛のA5です、お口の中で溶けちゃいますぜ、ぐへへへへ」とか狂ってないか!?だってA5の霜降り肉ってほとんど脂だよ!?たまにしか行かない焼肉屋にて2人で上カルビ10人前!とか平気で頼んでいる人を見たことあるけれど、あれ胃腸の方は大丈夫なのだろうか?僕なんて牛の脂ですぐ気持ち悪くなってしまうからチョレギサラダばかり食べているというのに。

 

 確かに脂は風味を構成する要素の中で重要だよね。マクドナルドのポテトが美味しいのは揚げ油(ショートニング)のおかげだし、大阪の串揚げがうまいのも揚げ油がうまい(含ショートニング)のであって、家系ラーメンがおいしいのは鶏油が入っているからであって、僕の大好きなラーメンかいざんがうまいのは特上のラードが大量に入っているから。ただ体に入れるものだからやっぱり健康も考えないといかんと思うのですよ、獣系の脂は飽和脂肪酸で体内でドロドロになりやすい、反面魚の脂は不飽和脂肪酸で体内でもサラサラ、おまけに悪玉コレステロール中性脂肪を抑制してくれるというオマケ付き。これはもう魚食って生きていくしかないでしょう!魚に関しては大トロ博愛主義もありだと思う(量にもよるけども)。

 

 思い返せば僕も高校生くらいまでマミーが「今日の夕飯はサンマの塩焼きダヨ♪」なんて言われれば、お腹を痛めて産んでくれた親にさえ軽い殺意を覚えたものです。理由は簡単、僕が若かりし頃首都圏のスーパーで売っていた魚というのは今から見たら鮮度の悪いものばかり。だからサンマは塩焼きが当たり前で刺し身で食べるなんてありえなかった。しかし今はどうだろう?流通網の進化により北海道で取れたサンマは最短で翌日に首都圏に届く。魚の最大の弱点である"足の早さ(鮮度落ちの早さ)"は確実に克服され、今まで産地の人しか食べられなかったサンマは首都圏においても刺し身でも十分食べられるものとなった。そして2017年、あの当時サンマの塩焼きを見ただけで親を殺そうとしていた糞ガキはむしろ肉を敬遠して365日おいしい魚を探し求める立派な30代の名ばかり管理職になっていました。

f:id:tochiru:20171219202814j:plain

今年からサンマは箱買いしてます。


 

 以下僕がよく利用する東京都内トップ3の魚屋さんを紹介していく。

 

『吉池』

 JR御徒町駅前にある魚のデパート、もともとは結構汚い店舗だったが、最近建て直しを行い、ぱっと見魚屋とはわからないような門構えにリニューアルした。同じビルにユニクロが入っているのでそのアンバランス感たるや相当であるが、都内において吉池より豊富な魚介類を扱っている店舗というのは築地場内卸売市場を除いてないんじゃないだろうか。飲食店を営んでいるプロも仕入れにくる町の魚屋さん、鮮魚界のディズニーシー、それが吉池だ。

f:id:tochiru:20180312181145j:plain

御徒町駅前のどでかい魚屋

 

 特に圧巻なのは対面販売ゾーン。パック詰めされた魚が当たり前になってしまった昨今、東京のど真ん中でこれだけ多くの魚がマルで置いてあるのは見ているだけでも楽しい。最高級魚として珍重されスーパーではあまりお目にかかれない「クエ」や「のどぐろ」「ふぐ」といった高級魚も常に置いてあるし、サンマやアジといった大衆魚も常時産地別に3種類くらい置いてあるし、まぐろに至っては専門コーナーがある、ホンマもインドもミナミもバチも選び放題、いったいなんなんだ吉池。

f:id:tochiru:20171222201534j:plain

対面コーナーはさながら市場のよう

 

f:id:tochiru:20171218153756j:plain

まるのクエとか初めて見ました

 

f:id:tochiru:20171222195109j:plain

ホンマ・インド・ミナミ・メバチ・ビンチョウ、何でもあります

 

f:id:tochiru:20171222195031j:plain

カニも種類豊富

 

f:id:tochiru:20171222201022j:plain

どんな人が買うんだろうか知りたい

 

f:id:tochiru:20171222195045j:plain

無限ウニ

 

 僕はいつも仕事帰りに寄ることが多いので閉店間際になってしまうのだが、閉店間際は他のスーパーと同様、売り切りでお安くなっていることがあってそれはそれで楽しい。のどぐろとかまぐろ中とろとかも半額、ついつい買いすぎて奥さんに怒られることもたびたび、でも楽しいからいってしまう魚のワンダーランドそれが吉池。

 

f:id:tochiru:20171222195130j:plain

 

 

角上魚類

 新潟県泊港を本拠地とする魚屋さん。前述の吉池よりも小規模だが、首都圏内に18店舗を構える鮮魚店。何と言ってもこの店の特徴は「常にその時期に安くて良い魚を売っている」ということ。魚は豊漁で大量に取れれば安くなります、角上はそういった鮮度が良くて安い魚を大量に仕入れて販売するのが基本戦術。今年で言えばブリが豊漁なので連日ブリを大量に安く販売しています。反面不漁で割高になったような物はあまり置いていませんので、品揃えという観点からすると吉池には及びません。今年で言えば生筋子なんかはあまり扱っていませんでしたね。

 対面販売も吉池よりは小規模ですが、販売員の方の魚に関する知識が豊富で「これどうやって食べればいいの?」といった質問にも丁寧に答えてくれます。また対面で売れ残った魚はパック詰めや惣菜としてより安く販売するというシステムになっている為、ロス率は鮮魚店業界最低水準なのだとか。最近で言うと高級イカの代名詞である「ケンサキイカ」まる一匹の刺し身が1パック400円という破格(※ケンサキイカは高級魚です)で売っていたので即買いしました、メチャウマい。

 あと店内で流れている企業イメージソング『捕れたて鮮魚伝説』が『おさかな天国』を彷彿とさせるキャッチーなメロディーでナイス。「タイやヒラメも踊り出す〜♪ Wow oh〜♪」あと自家製の西京漬けなんかも美味しいですがな。

f:id:tochiru:20171218153029j:plain

f:id:tochiru:20171218153006j:plain

f:id:tochiru:20171218165639j:plain

 

 

『魚寅』

 JR錦糸町駅北口を出て道路の向こう側に何やら行列が見えたらそこが「魚寅」です。こちらの名物は「たこブツ」と「まぐろブツ」で皆それを買い求める為に行列しています。

 まぐろブツは冷凍バチまぐろの角切りで赤身〜中トロが混在、物的にそこまでいいものではないが、100g270円という低価格でそれなりのまぐろが食べられるのは魅力。僕はいつもたこブツ目当てなのでまぐろは200g程度しか買わない。

 たこブツは築地の有名なタコ専門仲卸「大政」から仕入れているものでスーパーで売っているたことは違う。サクサクとした食感、濃厚なたこ本来の旨味。いつも500g買ってます。吉池、角上に比べると品揃えは少なめ。

f:id:tochiru:20180312181300j:plain

こちらはスカイツリー店(本店は錦糸町

f:id:tochiru:20180312181309j:plain

名物タコブツとまぐろブツ




 

番外編 『根津松本』 

 買ったことはありませんが、魚にこだわり続けて狂ってしまった店主が営んでいらっしゃるアルティメット鮮魚店です。いつかは行ってみたい鮮魚店ですが、いかんせん僕には高すぎて手が出ないので、もっぱらお店のブログをROMするのみ。管理職になれたらいつかはここで刺盛り買ってみたいなぁ。

 

 それではよろしくどーぞ