まだ中学生。

中学生のまま大人になりました。ご迷惑おかけしてます。

ドコモiPhoneの「ケータイ補償サービス」が下衆っていて、Appleの対応が神ってる件について。

なんだかiPhoneの画面が浮いてる!?

 2016年5月、僕のiPhone6が手からすっぽ抜け画面がバッキバキになった。もう完膚なきまでに画面割れてもまだ操作できるとかマジすごいな、とか思いつつも気がついたら涙が出ていたのでドコモの「ケータイ補償サービス」でオンライン補償手続き開始。2日後には代わりのiPhone6を手にしたのであった。早速バックアップからデータを移行して「いえーぃ!これでiPhone復活〜、ケータイ補償サービスはやはり必須やっ!」と思っていた僕は、手の施しようのない馬鹿であった。

 操作は問題ないのだが、何だか違和感アリ。あちこち触っているとどうやら画面がフワフワしているというか、浮いてる!?ま、フツーに使えるし、前のiPhone6もこんなもんだったかな!?と使い続ける事約半年。

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 2016年11月、それは唐突に起こった。いつもの様にLINEでメッセージを打っているとキーボードが押せない、「押せない」というか押した所と違うキーが反応するよ!?最初はLINEアプリのせいかと思って再インストールするも変わらず、その内ホーム画面でも同様の症状が出てきてしまいiPhoneを再起動するもやはり変わらず。しまいには画面に指を触れていないのにボタンを押したりフリックができる様になってしまい、一瞬自分の新たなフォースがついに覚醒したかと混乱したが、それはいわゆるただのiPhoneの故障であった。もうこうなるとLINEで「こんにちは」の一言を入力する事もままならず、予測変換と送信ボタンの誤タップ連発で謎発言を量産するハメに。

 

 自分なりに色々と調べてみた所どうやら上記のフニッとかカチッは内部のリチウムイオンバッテリーが膨張する事で起きる事が多いらしい。そしてこれは僕も勘違いしていたのだが、Docomoの「ケータイ補償サービスfor iPhone」のページをよくよく見てみると、

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※説明します、リフレッシュ品とは・・・

お客様より回収した電話機に故障修理・外側カバーの交換・品質の確認を行ったうえで、新品同様の状態に初期化した電話機です。

 

 ふぁっっ!!知らんかった。ってか交換電話機が来た時に外装が完全に新品だったから、てっきり新しいiPhoneキタ(゚∀゚)コレ!!と思ってました。なので早速Docomoさんに電話すると

 

Docomo:「交換電話機は新品とは違うので初期不良の対応のみになりますね〜」

僕:「初期不良の期間はどの位です?」

Docomo:「6ヶ月間ですね〜」

僕:「6ヶ月と10日なんですけど・・・」

Docomo:「その場合は初期不良としての対応は無理になりますね〜(失笑)」

 

終わった・・・・・。

 

 その後iPhoneの初期化等考えうる全ての処置を施しましたが、どれも駄目。ううっ、外見は新品だけど、中見(バッテリー含む)は中古のiPhoneをよこすなんてあんまりだよっ!Docomoの奴めっ!20ヶ月間の補償料(600円×20)12000円+免責金7500円=19500円でこれかよっ!!そんなんだったら補償なんていらんわっ!!と一人で喚き散らすも時すでに遅し。虚ろな目でiPhone7のページを見てみると改めて実感する本体価格、iPhoneって高いんだねぇ〜、これならMacBookも買えちゃうYO。

iPhone難民と化した僕は何気なくAppleの保証状況とサービス期間を確認する - Apple サポートを訪れる。ここはApple製品のシリアル番号を入れれば製品の保証期間を教えてくれる所、だめもとでゾンビ化した僕のiPhoneのシリアル番号を入れてみると、

保証期間は来年の5月まで・・・・だと!?

その瞬間目の前の視界がぱっと開けたのをよく覚えています(おそらくAppleのシステム上、リフレッシュ品も新品として1年間の保証対象になっているものと思われ)。早速Appleのサポートに連絡、オペレータのお姉様に、いままでの経緯と軽くDocomoの塩対応について涙目でチクリを入れ、iPhone本体でバッテリーの自己診断データをお姉様のもとへ送信。診断データには異常はないものの、「ご安心下さい、最後まで完全にサポートさせていただきます!」の一言。顔は見えないけれど、電話の向こうのお姉さんに惚れそうになりました。

その後の修理対応は

  1. 正規プロバイダーへの持ち込み修理(お姉さんが最寄りの正規プロバイダー調べて、持ち込み修理の予約状況も調べてくれる)、自然故障なら新品のiPhoneを渡すよ♪
  2. iPhoneを一旦Appleに送って自然故障確定なら後日新品のiPhone送るよ♪
  3. クレジットカード情報登録してくれるなら、とりあえず新品のiPhoneを宅急便で送るから引き換えに故障したiPhoneをヤマトのお兄さんに渡してね。でも手数料として3564円もらうよ(エクスプレス交換サービスというらしい)♪

 最寄りの正規プロバイダーはどこも持ち込み修理の予約が一週間取れなかった為、僕は3をチョイス!エクスプレス交換サービスは自然故障でなかった場合は新品と同額の料金が請求されてしまうので、自然故障かどうか怪しい場合にはあまり使えないけれど、今回は「バッテリーの膨張によるタッチディスプレイの不具合」という比較的メジャーな故障であった為、万が一自然故障でなかった場合でもかかる金額は3564円のみという確約をいただきました。 ありがとうお姉さん!! ありがとうApple!! 

電話を切った後Appleからくるメールに記載されている支払い手続きページにてキャッシュカード情報を登録して手続き完了。後日ヤマトのお兄さんが新品のiPhoneを持ってきてくれるのでその時に手持ちのiPhoneと交換すればおけ。

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※一旦新品の本体代金が仮押さえされますが、請求は3564円(税抜き3400円)のみ。

 

まとめ

Docomoに限らず、3大キャリアの保証サービスには要注意。月々600円〜750円払って万が一交換しても、送られてくるのは新品のiPhoneではありません。特にバッテリーのヘタリ(iPhoneのバッテリーは2〜3年で駄目になるらしい)と画面浮きは必ずチェック!またDocomoに関しては交換電話機の保証期間は6ヶ月となっているのでお気をつけを。交換したiPhoneに万が一不具合が発生した時にはAppleにすがった方が幸せになれます。

 

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新品到着後、MNPで格安SIMに乗り換えました。グッバイDocomo。

 

2019/1/20 

要望のあったキャリアのiPhone保証の仕組みについて、もう少し詳しく書きました。