うまいラーメン、家でも食べたい①
ラーメン屋さんに行くのがめんどくさくなってきた・・・よ
ラーメンが好きです。石神秀幸という麺神を頂点とする生き馬の目を抜く猛者たちが集い、レビューにしのぎを削るラーメン愛好家の世界。僕も業界の末席汚しとしてつい最近まではお気に入りのラーメン屋を日々定点観測はしてきました。しかし引っ越しした先がラーメン過疎地帯でどうにもこうにもしっくりくるラーメン屋さんがない上に、会社では名ばかり管理職に指名されて家でやらなくてはならない仕事の分量が増えるという始末。なので最近はもっぱら新店リサーチャーの方のブログを見てラーメンオナニーをするばかり。
↑「麺類全般が大好きな普通の会社員」を謳ってらっしゃいますが、レビューをアップする頻度が以上に高く、僕にはとても普通のサラリーマンとは思えません。。。
でもやっぱりヒトは妄想だけではだめなんですのよ。小学生の時はエロ本で満足できたけども中学生では静止画では満足できずにエロビデオに走るように。麺好いさんのブログを見てるだけでは腹は満たされないと気づいた僕はついにラーメン通販の道に手を染める。
第4位:まずは業界最大手『宅麺』やーー!!
それなりのラーメン好きならばほとんどの方が知っているラーメン通販のトップランナーが宅麺といえば宅麺。なんといっても「ちばから」「一燈」「頑者」「琴平荘」といった"遠くて行きづらい&行列店"という名店のラーメンを自宅にいながらにして取り寄せできるというサービス。5年位前からちょこちょこと注文しては食べています。
ただし人気店のラーメンは常に購入できるわけではなく売り切れになっている場合が多いのでいつでも気軽にというわけには行きません。基本的に店舗で仕込んだオリジナルのスープを凍結しているので味についてもまずいわけではないのですが、なぜか店舗の味とは少し離れてしまっていてなんだか食後に少し淋しい気持ちになってしまうセンチメンタルサービス。
でもラーメン好きが集まった時とかに「締めはちばからのラーメンだよ!」とドヤ顔で言ったりするのが止められず、いまだに年に何回かはこっそり注文しています。
第3位:久留米ラーメンの実力派『大砲ラーメン』
もともとこの店の期間限定カップラーメンがものすごく美味しくて好きになった店です。4食入セット(3500円+送料)で本格的な久留米ラーメンがご家庭で食せます。ただし豚骨臭がキツめなので家族には要配慮です。実店舗に言ったことがないので差はわかりませんが、久留米ラーメンを絵に描いたような濃厚ブタ臭プンプンスープ。んんーでもカップ麺の方がインパクトあったかも。
第2位:通販ラーメンの雄『永福町大勝軒』
数年前から好きになったラーメンに「永福町系大勝軒」(東池袋系大勝軒とは別)というものがあるんですが、ここのラーメン通販が秀逸!限りなく店舗に近い味で公式に通販を行っているラーメンとしてはここが最近のナンバーワンとなっています。店舗では1食〜持ち帰れますが、通販は8食入セット(4720円+送料)というのと、付属する具材がメンマとナルトだけなのがネック。でも煮干しとラードを全面に押し出したスープは一見の価値あり。あと後述しますが、スープの入っている耐熱性の容器は後々役にたちます。
つい最近まではFAX注文しかできずに若干いまどきふぁっ、ファックス・・・、だと!?な感じもありましたが、最近やっとネット通販に対応しました。
第1位 『ラーメンかいざん』
昨年残念ながら閉店してしまったのですが、僕が小学校低学年から熱心に通い詰めたラーメン店が千葉にある「ラーメンショップいわせ」でした。朝7時~夜7時まで通し営業という鬼畜スケジュールで営業していた、いわゆる「ラーメンショップ(ラーショ)系」の名店で、僕のソウルフードです。
ラーメンかいざんは正確にはラーメンショップ系ではないものの、一種のラーショ上位互換のようなお店です。「ラーメンショップいわせ」なき現在、僕の中のベストラーメンとして君臨中。
昔は電車で楽に行ける距離だったので休みのたびに通っていましたが、引っ越して気軽には行けなくなってしまい、足は遠のくばかり・・・。なのでたまに休みの日に電車で1時間かけていく時には店舗で1杯食し、持ち帰り用ラーメンを必ず買って帰ります。3食入りで1980円、スープは耐熱性のある強化ビニールパックにパウチして持たせてくれます。基本的に消費期限は当日中ということになっているのですが、何せ家で欲しい時に食べたい僕はこのスープをジップロックコンテナに移し替え&冷凍という完全自己責任方式で保存して家ラーメンライフを送っています。これでいつかいざんのラーメンが食べたくなっても安心、お店で食べる味とほぼ遜色ございません。
耐熱ビニールパックは3人前のスープが入っているのでこちらも永福町大勝軒の容器に2分して冷凍保存(注:本来の消費期限は1日です)して2〜3週間で食べきってます。
気になる点があるとしたら、かいざんは千葉の習志野に本店、西船橋と新小岩に支店があるのですが、僕がいつも利用させてもらっている新小岩店は平成28年に新規開店してまだ日が浅く客入りもそこそこ(本店と西船橋店は行列必須)で、チャーシューの回転率が悪いというところ。きっと同じレシピで仕込んでいるんだろうけど、提供まで日にちが経ってしまっているがゆえ他の2店舗と比べると食味・風味・色合い共にワンランク落ちてしまいます。あと個人的に大好きなメンマが本店&西船店とは全く別仕様でこれもちょっと残念。
ただしスープに関してはさすがで僕の敬愛するレビュアーさんが「調子がいい時の本店の味に匹敵する」という程のレベル、具材に関して文句はあるものの結局はスープこそ正義!いまでもお土産ラーメンを求めて月1で行ってます。
今なら行列必須の味をほぼ待たずに食べられるということで、かいざんファンとしては嬉しいお店。食べログの評価もこれから3.4位まではあがっていく(執筆時点の評価は3.18)のは時間の問題だと思います。
番外編 春木屋
正確にはシマダヤが作っているのでお店のストレートスープではありませんが、チルドラーメンとしてはずば抜けたクオリティを誇っているのでご紹介。荻窪ラーメンの老舗春木屋のチルドラーメンです。かつてはお店で仕込んだストレートスープをパックした物を持ち帰りできたのですが、現在はシマダヤさんが作っている模様でふつーにスーパーとかでも購入できます。
2食入りで650円は一般的なチルドラーメンからすると猟奇的な値段設定ではありますが、そこは実店舗でもチャーシュー麺が1350円!という実力店、そこら辺の「名店の味シリーズ」チルドラーメンとは一線を画します。
しかし高い!高いぞ春木屋。